自動車登録手続きに関する用語の解説
自動車の手続きでは、普段の生活の中で使用される言葉の中には、普段の生活の中では聞き馴染みのない用語が数多く存在しています。
今回は自動車登録手続きの中で出てくる用語の意味を解説します。
自動車登録手続きに関する用語の解説と説明
新規登録
登録を受けていない自動車は公道を走ることができません。
新規登録とは運輸支局などで登録申請を行い、自動車を公道で走ることができるようにする手続きです。
新車新規は新車を、中古車新規は一時抹消した中古車を、公道で走ることができるようにする手続きです。
移転登録
売買などにより自動車の所有者が変わる際に必要となるのが移転登録です。
一般的には名義変更と言われることも多く、所有者の名義を変更します。
この手続きを怠ると税金や保険でトラブルの元となるため、早めの手続きが必要です。
手続きは変更があった日から15日以内に行う必要があります。
変更登録
引っ越しや結婚などで指名、住所が変わった際に必要となるのが変更登録です。
こちらも怠ると各種トラブルの基になりますが、忘れやすい手続きなので注意しましょう。
手続きは変更があった日から15日以内に行う必要があります。
抹消
自動車を廃車にする際に必要な手続きです。
一時抹消
自動車の一時抹消は一時的に車の登録を抹消するための手続きです。
一時抹消をすることにより公道を走れなくなりますが、自動車税などの税金や自賠責保険を支払う必要がなくなります。
中古車販売店などではよく行われる手続きです。
再度公道を走れるようにするためには、全中の中古新規登録を行う必要があります。
封印
自動車の後部ナンバー左上のボルトに取り付けられたシルバーの留め具を封印と言います。
ナンバープレートの取り外しを防止するために、取付けが法律で義務付けられているものです。
自動車の登録手続きの中でナンバープレートを一緒に取り付けられます。
出張封印
通常の手続きでは「封印」の施封は運輸支局や新車ディーラー、中古車販売店で行います。
出張封印では、丁種封印会員の行政書士がそれら以外のお客様のご指定場所に出向いて封印を行うことが可能です。
これにより、自動車の移動が最小限で済むため非常に便利な制度です。
従来は行政書士が登録手続きを行った自動車のみが対象でしたが、法改正により、販売店などから封印だけを請け負うことも可能となったため、ますます便利な制度となりました。
希望ナンバー
ナンバープレートの番号に好きな番号を選択できる制度です。
ネットで簡単に申し込むことができますが、人気の番号については抽選となります。
自動車重量税
自動車重量税とは、自動車の新規登録や車検の際に車検証の有効期間分をまとめて納付する税金です。
税額は自動車の重さによってかわります。
また、新車新規登録後、一定期間が経過する毎に税額が高くなる仕組みとなっています。
自動車税種別割
自動車税種別割は、自動車の排気量等に応じて所有者に課税される税です。
毎年5月頃に納税通知書が送付されてきます。
自動車税環境性能割
自動車税環境性能割は、燃費性能等に応じて自動車を取得したときに課税される税です。
譲渡証明書
譲渡証明書とは、旧所有者から新所有者へ自動車を譲渡することを証明する書類です。
譲渡証明書には、車名、型式、車台番号などの記入欄と、新たな所有者の住所及び氏名の記入欄、元の所有者が実印を押す欄があります。
中古車の購入や個人売買などに際して必要となります。
完成検査終了証
完成検査終了証とは、新車新規登録をする際に必要となる書類です。
自動車を製造したメーカーによって発行され、発行後9か月間であれば書類上の手続きのみで新規登録が行えます。
運輸局・運輸支局
自動車の手続きを行う国土交通省の出先機関です。
福井県の管轄は福井運輸支局となります。
まとめ
自動車登録に関する用語の解説は以上です。
自動車に関する手続きではこのような普段聞き慣れない言葉を使用して各種書類を作成する必要があります。
もし、少しでも不安であれば、自動車手続きの専門家である行政書士に依頼することをおすすめします。
当事務所でも福井県内の各種自動車手続きを承っておりますので、お気軽にご相談ください。
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